初見演奏に強くなろう!
●初見演奏ってなに?
音符単体ではなく、楽譜をパッと見ただけで曲が弾けることです。
●どうすれば強くなれるのでしょう?
習いはじめから短い楽譜を見て、声に出して歌いながら弾くクセを付けていくのです。
習慣にすれば初めからそれが当たり前のこととして
できるようになるのです。
カンタンで短い曲から慣れていけば、
だんだんと長い曲も弾けるようになります。
当教室の生徒さんで初見が苦手な人ってほとんどいないんですよ。
初見が苦手な人って習いはじめから耳でおぼえて弾いてしまうクセがあったり、
先生から「暗譜で弾きなさい」ばかり言われ続けるからなんですよ。
先生たちでも初見が苦手な人結構いらっしゃいますよね?
おそらく昔気質の先生に「暗譜しなさい」ばかり言われて
育ってきたのでしょう。
●暗譜ってなに?
「楽譜を見ないで弾くこと」です。
先生からの見かたで、「楽譜を見なくても体でおぼえるまでたくさん練習をしなさい」
という意味なんですよ。
でも、子供たちって
「見ないで弾くことなんだ」としか思わないわけです。
何ごとも基礎が大切なのですが、
まずは楽譜をスラスラ読めてすぐに弾けることの方がよほど大切なこと。
一見器用な人が両手でスラスラ弾けているようで
実は楽譜が表面上なぞる程度にした見れていなかったり、
楽譜の深いところまで読めていないことが多いのは、
①習いはじめにどのようなテキスト教材を使ってレッスンをされたか。
②先生自身が幼児・初心者のレッスン経験が多いかどうか。
③家で主婦の趣味感覚程度に教えている先生に習ってしまうと完全アウト。
④グループレッスンで習っていた。
⑤幼稚園・保育園の延長保育などで習っていた。
大体このどれかが当てはまります。
こうならないために習いはじめから楽譜を読むことを重視した先生に習うことが大切です。