ピアノを習うからにはやはりキチンと上達していきましょう!
「習うからには常に積極的に前を見て上達していくことが大切」
常日頃のレッスンから常に先を見通して上達していきたい、
という意識を持つことが大切なんですね。
入門年齢に限らず半年後、1年後はどうなりたいか、どうなっているかを想像していくこと。
まずは基礎的な音楽力がとても大切だということです。
習い始めて1年とか1年半~2年間の普段のレッスン中での
集中力とお家での効率的な練習の仕方で後々雲泥の差が出てしまうことが良くあります。
個人差はありますがまだ1年か1年半では
長い曲を弾いたりすることはなかなか難しいかもしれません。
先生と一緒に連弾したり、普段の練習曲集で
大切な音楽要素を学んだりしていくわけですが、
中には「発表会出てみる?」と言ってそのお子さんの性格やキャラクターから
「こんな曲をやらせてみてはどうだろう」とか
「一緒に連弾してみると新たな音楽の世界が広がるかもしれない」
と考えて半年以上前から試しに個別に普段やっている曲とは
また別に曲を与えてみたりするのですよ。
そうするとたいていのお子さんは面白がってその曲をやってくるのですが、
中には「これ、来年の発表会にやるかもしれないよ」と告知しても
2小節たりとも練習してこないお子さんが毎回いたりします。
それで曲を与えてから数か月後に締め切りを設けて
「●月にオーディションをするので出たい人はそれまでに
曲を仕上げて弾けるようにしてきてくださいね」と告知するのです。
そうすれば出たい!と思っている人は必死に頑張ってやってきますよね。
こういうことって学校生活でも他の習い事でも塾でも大事な教育的要素だと思うのですが?
お母さま方はどうお考えになられますか?
それほど努力しなくても何となく通っている、
とかそれってどのお稽古事にも共通して言えることだと思うのですが
それではいけないと思うのです。
普段のレッスンだって発表会だってみんな努力したから
今、ここまでになっている、だと思うのですよ。
例えば連弾を例に挙げても片方のパートの人が練習してきても
もう片方の人がほとんど練習してこなかったら全く成り立ちませんよね?
それを理解してほしいのと私も生徒さんと連弾するのが楽しいので
いろいろ曲を提案したりするのですが・・・・。
これらって学校生活のいろいろなことに通じるものがあると思います。
やっぱりそれなりに努力している人はスポーツでも音楽でも絵画でも
何かしら選ばれたりするものです。
それぞれ得意不得意なことは誰にでもあると思うんです。