おんぷにカナを振るといつまでも音符が読めなくなります。
グループレッスンで2年目以降とか個人レッスンで
音符にカナを振っていませんか??
これをやるといつまでたっても音符が読めなくなるんです。
この事実は もう ””絶対””に! と言い切れます!
理解力には個人差があってあたりまえ。
時間をかけて じっくりじっくり
何度も教えていくと必ずわかるようになりますから。
転勤やお引越しなどで以前の先生で使っていたテキストは拝見すると
時々、おんぷにカナを振っている小学生のお子さんがいまして
「これ、カナを振っていることに先生は何もおっしゃらなかったのだろうか・・・?」 と疑問に思ってしまうことがあります。
すぐに読めなくても 横でいっしょに音符をさして歌いながら弾く
くせをつけると、はずかしがりやさんのお子さんでも何か月か経つといっしょにつられて歌って弾けるようになるんです。
レッスンでは先生に恥ずかしくても、この癖をつけていくとお家で練習するときには知らず知らずのうちに自然と音符を見て歌いながら弾けるようになります。
そして音符カードと鍵盤のどこの音かを一致させる
これをレッスンのたびに繰り返し短めに行っていきます。
それといっしょにドリルや譜読みワークなどでたくさんの音符課題に触れさせていきます。
シンプルに、たくさん譜読み問題をこなしていくうちに、
自然と音符、そして横の流れで読めるようになっていくことでしょう。
幼児期・入門時の導入のレッスンの仕方ってとても大切。
使う教材やその進め方、
先生の持っていく方向によってはいかようにでもなるわけですね。
ここでどのようにスタートさせるか、そのお子さんの性格や理解度、
ペースをいち早く見抜いて サクサク進んでいくことが大事だと思います。
あまりに幼稚すぎるレッスンの展開法やあまりに昭和レトロな教材を使っていらっしゃる先生もお見受けして正直驚いてしまうことが多々ありました。
古き良きものは残しておくとして、新たな教材や新たな指導法をどんどん取り入れてそのお子さんに合った提案をする。
これが大切ですね。 それとレッスン内のテンポ感。