音符が読めるようになるトレーニング
入門段階から劇的に音符が読めるトレーニング方法をご紹介いたします。
こちらの方法はお子様のレッスンの場合、プレピアノコースを除く年中児以上から小学生からの入門時から全員に行なっています。
大人の初心者さんには別の教材を使っておりますが、基本的にはこちらと方法で全く音符が読めない方でも確実に音符が読めるようになります。
一つ一つ音符を目で追いながら声に出して歌っていきます。
こうすることによって目に入ってきた情報が音程をつけて声として発することによって脳を通してインプットしていき、すばやく読譜が出来るようになるのです。
でも実は、コレを習い始めの初期の段階から行なっていなければむずかしいのです。
音符が読めないのは
①初期の段階から手を見て弾いていた。
②はじめから音符の小さい楽譜を使って
テクニック重視のみのレッスンをやっていた。
このやり方でできる人は余程、生まれながらに才能が備わっている人のみです。
ある意味、スポーツの才能と同じかも知れませんが
形としては弾けていても読譜ができていないので
中上級レベルの楽曲が弾けていても後々になって高音部や低音部のパッと読みにくい音符を読むのが面倒になってしまいます。
③ 音符にカナをふっている。
これをやっていると永遠に読めるようにはなりません。
カナをふってある楽譜をたまに見かけますが、
これが許されるのはかなりのシニア世代の方でしょう。
④すべて耳から聞いて覚えて何となく弾いていた。
耳コピも大切な能力だと思っています。
しかしながらそれと音符~楽譜を読む力はまた別物です。
幼児の場合には音符が読めるようになるまで個人差があり、
時間がかかる場合もありますがじっくり時間をかけてこのトレーニングを行いながら楽曲を弾いていくと頭の中で同時にメロディが流れるようになりミスも瞬時に分かるようになります。
同時にソルフェージュ力も身に付きますので一石二鳥です。