ピアノレッスンは基礎をしっかり身につけると何でも弾けるようになります!
ピアノのレッスンは習いはじめから基礎がしっかり身につくように毎回のレッスンで教えていることがあります。
■短い楽譜を生徒さんと先生といっしょに声を出して音程を付けて歌う、そして同時にピアノを弾くこと。
ピアノを習いはじめる時「どんなテキスト教材が良いか?」
幼児のお子さんは個人差が大きいので「体験レッスン」で目の前のお子さんの様子を充分に観察しながらいくつか候補がある本の中から数冊を選んでいきます。
何がどのようにいいのかは教師側が実際に教材を購入してどのようにアプローチしていくかを考えています。
気まぐれなことも多い幼児期。
その日の気分や体調、お天気によってやる気も変わることが多くて当たり前なんです。
幼児・学齢に合わせた指導研究を行なわなくてはなりません。
ただ単に楽しいだけではダメで、きちんと将来に結びついていけるものが望ましいということで、楽譜売り場で半日足を棒にして捜し続けたことがありました。
結果は至ってシンプルなものでした。
まずは音符を確実に読めるようにすること。
開業したての頃、他の音楽教室で5,6年習っていたのにもかかわらず、全然音符が読めておらず、曲もほとんど上辺だけ、形だけしか弾けていない小学生の生徒さんを見て驚いたのと同時になぜそのような状況になったのか、深く考えました。
楽譜を見るとすべてお母様がカタカナで音符にかなをふっていたんですね。
もう一人はレベルに合わない曲を無理やり発表会用に練習させられ、とにかく「暗譜、暗譜」と言われ続けてまるで表情のないままただ楽譜を見ないで言われるがまま形だけ怒られながら練習をした、という女の子でした。
当然楽譜もあまり読めなくて自分の手だけをしっかり見ながら弾いていて、でも手の形は自己流でふにゃふにゃでした。
この手の形と音符を見て顔を上げて弾くということを直していくのになんと1年半かかったのを覚えています。
手の形は急には良くならなくても初期の段階から徐々に徐々に手を添えて直していってあげればいつの間にか、正しい手のフォームになるんです。
当然ウチの教室に移って来られた時は無表情でした。
この、叱られながら練習する、という図が私自身耐え難いことなのです。
これでは音楽が楽しいばかりかツライものになってしまいます。
上手く弾けないからといって怒ったところで子供は上手に弾けるどころか、萎縮してしまいます。
表情のない無味乾燥な演奏になってしまうか、叱られるから仕方なく練習する、といった図式がいつのまにかできあがってしまいます。
こうなってしまっては絶対にピアノが好きにはなりません。
音楽は好きなのに、ピアノのおけいこはとても苦痛だった。
実は大人の女性の生徒さんや、お母様が実際に後に私に耳打ちして下さるのでした。
「子供の頃、こんな感じのレッスンだったでしょう?」
「そう、そう、そうなんです」
(みなさん、結構トラウマかかえていらっしゃるんだなあ。私のところではそんな生徒さんは作りたくないなあ)と。
よくレッスンで子供が「家で泣きながら練習した」と私に言うことがあります。
私はその言葉を「えっ?どうして?どうして泣いたの?」 と必ず聞きます。
「だって・・・弾けなくてくやしいから」
「へぇ、○○ちゃんって凄いねえ。悔しいと思って頑張れるなんて。ほら、頑張った甲斐あってこの前よりここのところがこんなに弾けるようになったんだよ。絶対大丈夫だよ」
この 弾けなくてくやしいから泣く ←こういうお子さんは間違いなく伸びます!
(できれば泣いて欲しくないですけれどね。
だって家で自分の子供が泣いているのを見るとお母様だってツライと思うのです。どうしてウチの子は泣いているんだろう?ってやっぱり最初は戸惑って悲しいと思うのです)
音符が初期の段階から読めるようになるには・・・・。
目で見て声に出して歌いながら弾く。
これに尽きます。これは脳科学的にも立証されているのです。
国語の音読。毎日宿題に出されますよね?
あれも正に同じ原理です。
見る 聴く 歌う 書く この4つを同時に行なう
これで音符が読めない生徒さんは作りません。
でも、このレッスンの進行の仕方にもちょっとした工夫があります。
ちょっとした言葉使い、ちょっとしたレッスンのやり方で本当によくなりますから。
横浜市青葉区あざみ野とたまプラーザ
柴田音楽教室
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