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ヤマハ指導グレード3級合格!Yさん オンラインレッスンで頑張りました

ピアノを弾く女性の手の画像

たまプラーザのピアノ教室 柴田音楽教室です。

 

ヤマハ指導グレード3級のレッスンをオンラインで行いみごと合格されました。

 

3級はコードの付け方を深いところまで知りそれをメロディを奏でるプロセスで即座に降りてくる感覚を身につけなければいけません。

 

5級、4級のように「何となく知ってるコードを付けたらまあまあの点数がもらえて点数配分が少ないところだけ追試を受けて何回目かに合格した、という構図にはならないのです。

つまり「運」だけではどうにもならないということ。

 

4級の上に3級があるのですが本当に深いところまで音楽を知らないとなりませんし、クラシック音楽だけをやってきた方には基本コードよりもっと深いコード進行の成り立ちが理論だけではなく体の感覚で身についていることを要求されます。

 

3級の筆記項目は作曲・アレンジの要素がかなり求められています。

 

筆記試験の試験項目の中には楽器がないまま記されたコードに沿って作曲をする問題があります。

これは実技試験とも連動しているのですが、ポップスの感覚を身に着けるつまりポップスを何となく聞き流すのではなく「ここのフレーズはどのような展開になっているのだろう?」とか「どんなコード進行になっているのだろう?」と分析しながら聞くクセを付けていくことである程度身に付くかとは思います。

 

コード進行法(A)メロディに対してコードとベース音を付けていく問題

調(Key)も問題の種類によっては臨時記号が随所にちりばめられてあったりしますので、これにたいして適切なコードがパッと天から降ってくる感覚でつけることができるかですね。

課題によっては一時転調している場合もあります。

ベースラインも5級4級で積み重ねてきたようにキレイな流れとして付けることができるかです。

 

コード進行法(B) モチーフ作曲

2小節の与えられたメロディをきっかけに楽曲展開。

コード譜に従ってメロディを作っていく作曲です。

エレクトーングレードの即興演奏(B)の筆記バージョンという感じかも知れません。

 

これは作る人によっていろいろな展開が見られるので面白いです。

 

試験勉強とは別にこういった「コードが先についているものを作曲する」レッスンを

グループで行ったらきっと面白い展開になりますね。

 

「私はこう作りました」「あなたはどう作った?」

 

みたいなことになってお互い刺激しあえるのではないでしょうか?

 

コード進行法(C)

これは課題がどのようなタイプの曲かを1発で見抜いてどんなアレンジにするかなのですが、「ストリングスアレンジ」か「ブラスバンドのアレンジ」にするかメロデイの成り立ちから推測して他のパートのメロディを埋めていきます。

低音部分は1小節目に与えられたパターンに沿ってほぼオルタネーティングベースの法則に乗っ取って記入していけば良いです。

 

この問題のパターンはヤマハのジュニア科アンサンブルコースのテキストを思い出しました。

エレクトーンに携わったことがある方には比較的解きやすい面白い課題だと思います。

 

■聴音

Yさんは60点代からなんと!99点を取れたそうです。

3級は8小節ありましてどのような順番でどの音に集中して聞けばよいかを

こちらの記事で解説しています。

ヤマハ指導グレード聴音の聴き方のコツ

 

ヤマハ指導グレード3級聴音 実施動画

こちら側でエレクトーンを生音で出して本番さながらのタイムコードでレッスンをするつもりでしたがオンラインでは電子楽器音はミキサーを使わないと聴音を聞き取るレベルの音になりませんので急遽私が持っている数多くの過去問題集から動画を撮影してYouTubeに公開することにしました。

 

5級、4級、3級すでにこちらのブログ記事からもしくはYouTubeチャンネルの方でご覧になられた方もいら者ると思いますが念のためリンクを貼っておきます。

 

■合唱編作

メロデイ、コード、音域をどうするかということ、それ以外にコーラスの作り方のパターンもいくつかのパターンがあります。

ヤマハから出典されている合唱編作の本はちょっと例が古いかも知れません(4,50年前?)

出題されるのは讃美歌ばかりじゃありませんしバラードばかりではありません。

 

細かい書き方もちょっとしたことで点数が増減したり痛恨のミスで何度受験しても合格点が取れないことも。

これにつきましては別途「合唱編作」のみの解説記事を執筆しますのでご期待ください。

 

柴田音楽教室のヤマハ指導グレードのレッスン

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この記事を書いた人

柴田里枝子

柴田里枝子のプロフィール

 

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