青葉区たまプラーザ・
あざみ野のピアノ教室

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【保存版】ヤマハ指導グレード3級【合唱編作】の作り方

ピアノの先生の画像

ヤマハ指導グレードの筆記試験項目の中でも最も苦手な方が多いとされる「合唱編作」

 

この課目をどうしたら作ることができるかを考えて見ましょう。

 

■合唱編作は筆記試験項目で最も時間がかかる課目です。

 

これは「曲を4声にわけてアレンジする」と考えると気が楽になりませんか?

 

実際の試験は目の前にピアノがあるわけでもなく長机に座って黙々と5線に音符を書いていくわけですが、そこに至るまではとにかく「自由にピアノで歌う」という意識を向けて見て下さい。

 

初見力、ソルフェージュ力そしてメロデイを見ただけで頭の中でハーモニーが鳴り響く、他の声部の音が頭の中で流れてくる境地にまで持って行くことが大切です。

 

■普段からピアノの音だけを聴く生活をしていませんか?

 

オーケストラの音源やポピュラーの音源を普段から注意深く聴くクセを付けていきましょう。

そしてどの楽器がどのような音の動きをしているかに着目して聴くことがたいせつです。

 

ピアノの先生はこれができていない方がとても多いのです。

 

子供の頃から音大時代に至るまでひたすら「練習、テクニック、暗譜、人との競争、コンクール」そして先生からのダメ出しや否定的な言葉の連続。

 

これでは音楽を楽しんで学び指導者としてプロになった方が一体どれくらいいらっしゃるのでしょうか?

ピアノの先生の画像

1つの楽曲をどのように作っていくかを実際のレッスンでレクチャーしていきます。

 

■まず楽曲が「どのジャンルなのか」を把握すること

■メロディを4声体にアレンジするという考え方は弦楽四重奏にも当てはまります。

■各声部(ソプラノ・アルト・テノール・バス)の音域の範囲はヤマハ指導グレード4級の「和声法」を参照にします。

創作ジャンルの課題というのは「絶対的な回答」というのがありませんが、合唱編作は60点以上が合格点になります。

試験時間は筆記のコード進行法 A・B・Cと合わせて2時間半です。

合唱編作の問題を作っていく上でコード進行法のABCに共通していることは「コードネーム」です。

 

何となく基本コードは付けられるけれど・・・

このレベルではいけないのです。

 

基本から応用まで書籍で机の上で勉強するだけではなく、日頃からクラシックピアノでは学ばないコードで弾けるピアノを実際の手を動かして自由に弾くクセを付けていくと良いでしょう。

 

そうすることによって

①メロディを見て弾いただけでふさわしいコードが下りてくるようになる

 

②画一化された伴奏ではなく広い音域をいかしてバスの音程を即座に鳴らすことができるようになる

 

③書いてあるコードに乗っかるメロディが浮かぶようになる

 

④メロディとコードからバスの音域がわかるようになったら他の声部アルトやテノールの部分をカウンターラインやクリシェをいかして当てはめてみる

 

これをいきなり机の上で行わないことです。

まずはピアノで弾いてみます。

 

合唱編作がなぜできないのか

 

①ピアノを長いこと続けてきてピアノの音しかほとんど聞いていないから。

 

②テクニック、暗譜、コンクール、競争それらに追われて音楽の成り立ちを理解しないまま来たから。

 

③音楽の勉強だけをしてきてそもそもあまり音楽を聴いていないから。

 

④クラシックピアノにこだわりすぎているため。

 

⑤他の楽器の音が入った音源(前述したオーケストラやポップスのバンド)をあまり聞いていないため音楽を全体像としてとらえられていないことが多いため。

 

⑥試験問題を解くと考えるから。

これは良く知られている比較的簡単な曲をアレンジすると捉えると良いのです。

 

 

これを楽器が目の前にない状態で机の上でどのようにそれぞれの声部の音を紡ぎ出していくか? なのですが

 

 

①メロディを見ただけで3級レベルのコードが下りてきてそれを音としてとらえられるか

(頭の中でコードの響きが鳴ってそれを各声部に上手く散りばめられるか

 

②形式は自由になっているので1曲を2,3パターン作ってみる

 

曲によっては「対位法」いわゆる「追っかけコーラス」もできます。

 

楽譜とフルートの画像

\合唱編作は歌のコーラスアレンジです/

 

①5線ノートに速度記号、曲名タイトル、作詞・作曲者名を書きます。

 

②メロディ(主旋律)がソプラノなのでまず棒を上に書きます。

 

③大譜表のカッコの書き方に注意。

 

④3級レベルのコードを付けて初見で即興的にピアノで1つの曲を演奏するように

「コード弾き」をしてみます。

 

⑤4級の和声法で取得したソプラノ・アルト・テノール・バス それぞれの音域を厳守します。

⑥形式は自由なので楽曲によっては「追っかけコーラス」なども時としてあり。

 

⑦アルトとテノールの間に歌詞を書くのを忘れずに。

 

⑧旗の向きに注意。

 

■やってはいけない勉強法

①いきなり本番と同じように5線譜に向かって書こうとしないこと

 

②2小節ずつなど細切れに問題を解くような勉強法はしないこと

 

課題を1曲ととらえて全体像で音楽を見ることが大切です。

 

\\柴田音楽教室では全国の方々のためにオンラインで合唱編作のレクチャーレッスンを行っています

 

\どのようなレッスンの仕方なの??/

 

同じ課題を画面越しに一緒に手を動かしてヒントを得ながら作っていきましょう。

 

その場にいるような感じで「この部分はこのような音の持って行きかたもできる」などの客観的なアドバイスができます。

 

オンラインレッスンはスマホ1台と3脚でOK!

Googlemeetを使用します。(Gmail&携帯番号のみでOK)

 

レクチャーレッスンは「たっぷり2時間」

みっちり集中して行います。

 

その他、コード進行法や和声法なども得意ですのでぜひレクチャーレッスンをお申し込みください。

 

合唱編作のみではなく複数の試験項目も同時進行でレッスンすることが可能です。

 

大手楽器店よりもフレキシブルに対応でき決まった曜日でなくても

「あなたのご都合の良い曜日とお時間で」

 

レッスンができます。

 

1回のレッスン時間も長いため何度も連続して受講することを避けたい方にもおすすめです。

 

お申し込みは当ウェブサイトのヤマハ指導グレードレッスンのページからどうぞ。

会員登録なしでライブ予約と同じくカード決済システムを導入しています。

 

お申し込み完了後、担当講師私柴田里枝子から詳しい状況をお伺いするメールをお送りさせていただきます。

 

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●この記事を書いた人

柴田里枝子柴田里枝子のプロフィール

 

 

 

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