青葉区たまプラーザ・
あざみ野のピアノ教室

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【保存版】ソルフェージュって何ですか?

ステージで歌を歌う日本女性

ソルフェージュって何のことですか?

どなたにも一番わかりやすく説明いたしますと

「目で見た音符が楽器がなくても頭の中で鳴る」ということですね。

「ソルフェージュ」という言葉をピアノ教室のHPでよく見かけると思います。

音楽の難しい用語のようにお考えかと思いますが要約すると
楽器を弾かずに楽譜を見て正しい音程で歌うこと』を言います。

ピアノを習う初期の段階から楽譜を見て正しく調律されたピアノでメロディを弾きながら歌う練習を積み重ねていくとこれが身についていきます。

大人の初心者の方で「音符が全く読めないのですけれどそれでも習えますか?」 という質問をたくさんいただきますが、

音符が読めるようになるにはチョットしたコツがあります。


音符を一つ一つ読むことと、楽譜を一つの流れとして読むのとでは少しまた違います。

たとえば幼児が字を覚えるのに「あ・い・う・え・お」と順番に覚えていく感じが音楽でいう「ド・レ・ミ・ファ・ソ」にあたります。
文字を羅列するのではなくて文章を作ってその意味が理解できるかどうか、これが音楽でいう「ソルフェージュ力」なのです。

つまり音符を一つ一つ読むのではなく、一つの流れとして読んでいきます。

ピアノを弾く女性と歌う女性のイラスト画像

ボイストレーニングの第一歩にも使える正しい音程の出し方と勉強法

/初期の段階から早くソルフェージュ力、読譜力をつけるには?

鍵盤を弾く時

①手を見ないこと 楽譜から目をそらさないこと

②なるべく音符の玉が大きめの楽譜を選んで、音符を目で追いながら常に常に1つ先の音符に視線を向けることを習慣にします。
声に出して音程をつけてド~レ~ミ~ と歌いながら弾くこと。

この2点をピアノを習いはじめの頃から積み重ねて行っていくと音符を読む力が早くつきますし、正しい音程で歌えるようになります。

暗譜して弾くことばかり強要されると、耳で覚えたことを体で覚える(これはこれでまたイヤートレーニング、俗に言う‘‘耳コピ”として大事なのですが)ということになり、結果として手を見てしまい「パッと楽譜を見た時に自分がどこを弾いているのかわからない」 「レッスンで楽譜に指番号や注意書きを書かれても普段手を見て弾く癖がついているので、楽譜を見ることができない」
        ↓↓↓↓↓↓↓
結果、何度も同じ箇所を注意されることになる=いつまでたっても曲が完成しない。 ということになってしまいます。

「頭のなかで音符を鳴らす」

これができるようになると弾くことの楽しさも倍増するでしょう。

歌う女性のイラスト画像

「ソルフェージュ」のレッスンの仕方、楽しみながら学べる効果的なレッスン法をお伝えいたします。

ソルフェージュは読譜力とフレーズ感、リズム感が大事なのですが、読譜力があっても歌うと音程が少しズレていることが大半だったりするのですね。

それを徐々に軌道修正していくことが大切です。

まずは比較的簡単なソルフェージュの本をアカペラで歌ってみます。
そして歌い終えた直後に最後の1音をキチンと調律されたピアノで鳴らしてみます。 
そうするとご自分の声がズレていることに気が付かれることでしょう。

むやみに問題の数だけこなしてもなかなか正しい音程を歌うことができるようにはならず、かえって自信を失くすことも少なくありません。

では、どのように勉強していけば良いのでしょうか?

「メロディをピアノで弾きながら歌う」ことを何度か繰り返します。

こうした練習を繰り返すことによって次第に耳が正しい音程をつかむことに慣れていき、正しい音程を声に出して歌うことができるようになっていくわけですね。

特にシャープ、フラット、ナチュラルなどの臨時記号は要注意です。

歌っている最中にこの臨時記号を誤った音程で歌ってしまうと、パニックになってしまい自分で何調の曲を歌っているのかわからなくなります。

実はコレが独学で挫折を味わい「自分にはできない」とあきらめてしまうパターンの一つなのですね。

間違った独自の練習法で続けているために、そのことに気がつかず余計に遠回り試験でいえば合格から益々遠くなってしまうわけです。 

ソルフェージュの効果的なレッスン 

①まず10秒~15秒程度の予見をします。
この時大切なこと 
何調か? 何拍子か? これを瞬時に見極めることは当然のこと。 
そしてどんなタイプの楽曲かを瞬時に判断するのも大切です。

②次に出だしの1音または和音を バーン と鳴らします。
この時単音で鳴らす場合には曲を見た瞬間、何調かという感覚がパッと身体の中に入ってこなければダメです。
途中で何調の曲を歌っているのかわからなくなり終いにはズタズタになっていまいます。

和音で鳴らす場合、必ずトップノートにメロディの出だしの音が来るようにすることがポイント!
こうすることによってトップノートが生きて、感覚として調性が耳から身体に入ってくるようになります。

③最初から①②のやりかたでいきなり歌いだす練習法では、なかなか難しいと思います。
正しい音程で歌えるようになるまでメロディをピアノで弾きながら一緒に歌う。

こうすることによって正しい音程を徐々に身につけていくことができるでしょう。

特に4度、7度の音程は取りにくいので何度も目と耳そして感覚でつかんでいくことが大切ですね。

また、お子さまのレッスンは別個にソルフェージュのお時間をとるような形ではなく、ピアノを弾きながら同時にソルフェージュ力もつけていく効果的なレッスン法を行っていきます。 

■この記事を書いた人

柴田里枝子

幼児・子供の習いはじめからクラシックに固執せずあらゆるジャンルの音楽を楽しく身に着けるレッスンが得意。

結果として大人になってからもいろいろな音楽をピアノで楽しめるようになります。

⇒ 柴田里枝子のプロフィール

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