幼稚園年長さん【きよし この夜】をピアノで弾く
クリスマスシーズンにはこの曲
「きよし この夜」
みなさんはクリスマスの曲というとどんな曲を思い浮かべますか?
・ジングルベル
・赤鼻のトナカイ
・あわてんぼうのサンタクロース
・ホワイトクリスマス
・きよしこの夜
etc・・・
子どもたちに音楽を教えていて思うことは・・・
最近の子供たちはクリスマスの曲を知らないということでビックリ
幼稚園や保育園、学校では歌ったりしないようです。
昔はそんなことがありませんでした。
だからレッスンでもクリスマスの曲を弾いてあげたり
演奏したりしていたんです。
このシーズンに「きよしこの夜」をテキストで演奏するチャンスに恵まれた
生徒さんが何人かいたのですが全員
「この曲がクリスマスの曲だということを知らなかった」
というのです。
幼稚園や保育園の先生自身がピアノをあまり弾けない方が増えているので
音楽を積極的に取り入れていないところが増えたようです。
レッスンではまず子供に習う曲を弾いてあげるのですが、
音符として捉えることはできても雰囲気がわからない。
そんな時はYouTubeを見せてあげるのです。
ピアノだからピアノ演奏、と決めるのではなくて
きよしこの夜 だと歌の方が伝わることが大きかったですね。
「ゆっくり弾いて」といっても
カッチリ三角の三拍子で早く弾くことしかできない生徒さんもいて
歌を聴かせてはじめて曲の感じがつかめた、なんてこともありました。
幼少期、学童期に歌を教えることってすごく大切ですよ。
柴田音楽教室では、有名な曲をレッスンする前に
まずは弾いてあげて「この曲知ってる?」とお子さんに聞くのです。
そうすると大抵は「知らない」という答えが。。。。
もう、音楽は音楽教室で習わないといけませんね。
歌も含めてですがあざみ野、たまプラーザ、中川地区では
たくさん幼稚園や保育園があるのに
ごく一部の幼稚園しか歌をあまり歌わないって
一番耳が発達する時期なのに。。。
幼稚園や保育園で鍵盤ハーモニカを導入している園もありますが
地域によるのでしょうか?
昔より減っているような気がします。
そして音楽を習っているお子さんとそうでないお子さんとの差が
すごく大きな差があります。
これは実際に習っているウチの教室の生徒さんが
聞かなくても自ら話してくれるからです。
リコーダーにしても、他の楽器にしても
ピアノを習っているお子さんとそうでないお子さんとの差がありすぎますね。
昔は「受験科目にないから」と度外視されていたこともありましたが、
今は「内申点にキッチリひびく」とのことです。
要は『学業以外のことでもどれだけ集中して継続して形にできたか』
ということが試されるということ。
たくさん習い事をしても続かない人はそういう点を見られているのですね。
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音楽を学習として捉えるのではなく
生活の中のうるおい、自分を表現する手段と感じていただけたらと思います。
そういえば鼻歌を歌っている子供も少なく
街でもクリスマスソングがかかっていることが昔より少なくなったような気がします。
音楽教室でたくさんの音楽を学んでほしいです。
ピアノを習うことが学習ではなくて音楽がみなさんの体の一部になるように
これからもいろいろなジャンルの音楽を教えていきます。
本日は6歳の誕生日を迎えたばかりのKくん。
情感たっぷりに「きよしこの夜」を弾いてくれました。
上手に弾けていたので
Kくん、動画撮らせて!
と言ったら「先生も手伝って」とわたしに耳打ちしました。
えっ?手伝ってってどういうこと?
弾いている姿だけでなく私もいっしょに動画に登場して欲しいとのことでした。
子供ってかわいいねえ~。
これからもいろいろなお子さんのレッスン風景を動画でおとどけしますね。