音符が読めているようで楽譜を目の前にすると読めていないを抜け出すには・・・
いつも元気に姉妹で教室にやってきてくれる二人が
こんなステキな衣装でレッスンに来てくれましたよー!(^^)!
◆音符が読めているようで楽譜を目の前にすると
何となく読めているようで読めていないを抜け出すには・・・
「音符は読めているけれど、楽譜を目の前にすると 何となく読めているようで読めていないような・・・」
これを考えてみたいと思います。
つまり「音符単体では読めているけれど、全体の概要をつかめていない」
とみられることがありませんか?
これはですね、
一つ一つ先の音符を声に出して歌いながら弾いていく練習の繰り返しを
どんどんこなしていくといいのですよ。
①普段から顔をあげて楽譜を見て弾くということを当たり前にやっていく。
②頭の中でどんなメロディかを想像しながら弾く。
③レッスンの中でも新しい曲に入ったとき、最初に弾いてあげることをせずに、まずは自分の力で楽譜を見て弾いてみる。
④その次に先生が全体を弾いてあげて「こんな雰囲気の曲」ということを
身体で感じてもらう。
この順序でやっていくと「とにかく自分で読もう」という力が湧いてきます。
ただこの繰り返しを数をこなしてやっていきます。
新しい曲に入ると必ず委縮してしまう。
これは生徒さんの”心のありかた” なんです。
「わあ、次の曲にいける! どんな曲かなあ」
こう思うことが大事なんですね。
柴田音楽教室では常に、どんなお子さんにもこのやり方でレッスンを行なっています。
最初に付いた習慣というのはなかなか抜け出せないもの。
どんなに遅くても小学校2年生までにこのスタイルを当たり前のように
確立させていきます。
小学校高学年になっても楽譜にカナを振っている。
和音になるともうお手上げ!
ヘ音記号は苦手
こういう人は
①最初の段階でぬるすぎる教材テキストでレッスンを開始してしまった。
②耳からおぼえて何となく弾いて、その繰り返しだった。
大体その2つなんです。
一見、器用に弾けているようでも頭の中でメロディが鳴っていない。
曲想が伴っていない。
目先のことだけに捕らわれずに、こういった基礎の部分をしっかり
確立していけば高学年や中学・高校・大人になっても自分の力で
大曲が弾けるようになります。