子供のピアノレッスン 月3回の固定って少なすぎませんか?
子供のピアノレッスンは月3回の固定では足りません
子供の習い事はいろいろなジャンルがありますが、ピアノのレッスンは「コツコツと積み上げていくことではじめて良い結果が生み出される、上達していく」ものです。
毎週決まった曜日時間に通うことでいつのまにかステップアップできる習い事。
ここ近年、大手の音楽教室が月4回レッスンから月3回に変わってそれを単に真似ただけの個人ピアノ教室が増えていったような気がいたします。
大手は大手の考え方があってのことだと思いますがどのような意味があって個人教室までもが月3回にしなければいけないのでしょうか?
空いた分を振替に充てるなどして余計に個人トラブルを生み出しているピアノ教室がとても多いことに驚きます。
柴田音楽教室はずっとレッスン月4回を守り通していますが、たまたま何かの関係で月3回になることがあっても年間のレッスン回数は42回、実際はそれ以上のレッスン回数になっています。
祝日をすべてお休みにしているわけでもなく月5回ある曜日などはお休みにすることはあっても休む理由がない時は月5回レッスンを行うこともあります。
ですから『10年続けるとまるまる1年分のレッスン料が単純計算で無料になるわけです』
ピアノというおけいこ事は数年でそれなりの曲が弾けるようになるのはごくまれでなんです。
10年続けてはじめて大人になってからも楽譜を見てひける、人前で弾けるようになる
というレベルに到達するのですね。
毎週レッスンを行う一つの理由として単純に私があまり休みたくないからなのです。
いちばん大きな理由は「たとえあまり練習していない時でも、生徒さんのコンディションが良くない時でもレッスンに来ることで得ることが大きいから」
昨今はおけいこ事も多様化していて子供たちは大昔に比べて忙しいです。
けれどもこれは20年くらい前から同じような状況なのです。
意外と子供たちは卒なくこなしている感がありまして、昭和の時代の子供とは時代背景が全く違います。
大昔は「ピアノを習うならピアノだけ」という人が多かった。
ですから上達速度も今よりも早かったのです。
現代は複数の習い事を同時に行っているお子さんが多いので、それだけスケジュールが忙しいのですが「ピアノレッスンに来ることで得られるものが大きい」というレッスン内容になっていることが大切です。
そのあたりは「先生の力量」です。
教え方、導き方、言葉の使い方
全てそのあたりが大きく影響していきます。
もちろん家での練習は大切なのですが
『どうすれば短時間でも有意義な練習の仕方にできるかということをしっかりノートに記録していきます』
子供達はそれを忠実に行っているからこそ譜読みもできるしリズムも理解して時間をかけてキチンと弾けるようになっていくのです。
いかがでしたでしょうか?
ピアノは短期間でカンタンに身につく習い事ではないにせよ、コンスタントにレッスンに通うことによって「習慣化」できます。
弾けるようになると嬉しくなってさらに上達する。
この達成感こそ現代の教育にとても大切なのではないでしょうか?
■柴田音楽教室の子供のピアノレッスン
■この記事を書いた人