ママ達必見!【幼児のピアノレッスン】年齢別のレッスンのしかたを大公開!
幼児のピアノレッスンってどのような雰囲気なのかな?
どんなことを教えてもらえるのだろう?
昔のピアノレッスンのような「厳しい、堅苦しいレッスン」ではなくて楽しい雰囲気で音楽を習いたい。
このようにお考えの方が多いのではないでしょうか?
年別にどのようにアプローチしていくのか?を一機に大公開いたします。
ぜひ下の3つの動画でレッスンの雰囲気をご覧ください。
お子さまのタイプによってレッスンが若干変わってきます。
①ママのピアノレッスンに対する考え方
②生活パターンと思考パターン
③お子様の性格 によって大きく変わる幼児のピアノレッスン
幼児期というのは個人差が大きく年小・年中・年長によって「できること」「集中できる時間」「理解度・理解力」が大きく異なります。
また、同じ家庭環境で育っていても兄弟・姉妹で性格が違うことが大いにあると思います。
ママが今現在
■「専業主婦」か「毎日ほぼフルタイムで仕事をしているか」
■ママが子供の頃にピアノを習った経験があるかないか
この2つも年小児のピアノレッスンが変わる要因の一つです。
まずは年小さんのピアノレッスンについて考えてみましょう。
■年小(3才または4才)プレピアノレッスン
現代は生まれ月による差よりも「生活環境」や「お子様本人の性格」が大きく関係してきます。
成長とともに変わることが多いのであせらず、
他のお子さんと比べて一喜一憂しないこと”が大切。
この年齢はその日や季節によって気持ちの変動が大きいのも特徴です。
3月4月の木の芽時は不安定なことも。
夏休みが終わったころには心がとても成長しています。
つまり「今までできなかったことができるようになったり、更に誕生日を迎えると ”自分はお姉ちゃんになったんだ、お兄ちゃんになったんだ!」という自覚が芽生えます。
周囲の家族が大いに喜んであげましょう。
■ピアノの鍵盤で楽譜を見ながらドレミを弾いたり、先生が弾いた音を聴いて歌いながらドレミを弾いたり、リズムを叩いたり、CD音源にあわせてドレミを弾いたりなど3分~5分の短い時間でいろいろなことを体感していきます。
集中力が長く続かないのが当たり前のこの時期は、その日の気分によってレッスンメニューをアドリブで変えていきます。
型にはめたレッスンはうまくいかないこともある
教える側としても「今日は絶対これを教えなきゃ!」と構えるよりも「今日●●ちゃんは機嫌が良くなさそうなので無理にこれを弾きましょう、よりも音楽に合わせてリズムを叩いたり、知育ドリルをやったり」といろいろ工夫していきます。
大切なことはその場しのぎではなくて半年後、1年後その後に成長した時にキチンとステップアップしていくことができるように考えたレッスン
■「そのお子さんに合った教材選び」
■「極度に赤ちゃんぽいレッスンにならないこと」
■「音楽に合わせてひくことの楽しさ」を心がけています。
できる限り「ピアノの鍵盤を弾くレッスン」を中心に行っていますが、お子様が「今日は気分が乗らない」などの様子が見られた場合には場合によっては無理やり弾かせない」ことも時には必要です。
そのような時に無理やり弾かせようとするとピアノレッスン自体が嫌になってしまいます。
ちょっとしたお子さんとの接し方、言葉の使い方でその後のレッスンもうまくいくか失敗に終わるかが決まりますので細心の注意を払ってレッスンに臨んでいます。
●動画ではレッスンをはじめて半年経過のピアノレッスンのほんの一部をご紹介します。
ぜひレッスンの雰囲気をご覧ください
(年小・年中さんは個人差が大きいためあなたのお子さまはもう少し違ったレッスン展開になることもあります)
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次に 年中さん年長さんではどのようなレッスンなのでしょうか?
考えていきましょう。
■年中もしくは年長さん(4才、5才)
年中さんも年小さんと同じく、個人差が大きいです。
年小・年中の時期はレッスンに来ることが楽しい!と思うことができればいいのです。
たくさんの症例を見てきて教えてきた経験から言えることは、ピアノレッスンを開始する以前にご家庭内で音楽を聴く環境があるお子さんとそうでないお子さんの違いはとても大きいかと思います。
習いはじめる以前にお家にすでにピアノや電子ピアノ、キーボードがあると視覚的にピアノというものがイメージしやすいです。
鍵盤楽器が家に何もない状態では体験レッスンにいらしても「ピアノって?音楽って?」という感じがイメージできていないお子さんがほとんどです。
当然上手くいくことはまずありません。
スタートラインで完全に差がついてしまいます。
幼稚園や保育園でどの程度歌を歌うか、鍵盤ハーモニカ(ピアニカ、メロディオン)の授業はあるか否かも大きいのですが、いろいろな曲をピアノ教室で習うと言いという位置づけでよろしいかと思います。
年中さんでも4才と5才では明らかにものごとの「理解力」や「取得能力」が異なりますが、他のお子さんと比べることなくコツコツと頑張ることができるお子様に育てていきます。
年中・年長さん以上はお子さんが「ピアノを習いたい」という意思が最も大切ですが、ママ自身のある程度の熱意も必要です。
教育に関してはすべて子供に任せる、放任主義ではダメなのです。
幼児期や小学校低学年は自ら進んで学習はできません。
こちらの記事⇒ 入学前に身に着けたい!ピアノレッスンを通しての良い習慣
あわせて上の記事もこの後ご覧いただければと思いますが、全て子供のなすがままになってしまうとこの先もどんどん自堕落な生活を送ることにもなりかねず、お子様自身もものごとの善悪を親から学ぶことがないまま大人になってしまいます。
下の動画は年小さんのプレピアノレッスンからはじめた5才の女の子のレッスンです
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■年長(5才、6才)のピアノレッスン
年長になるとお子さんはグッとしっかりしてきます。
4才から5才になった時も違いますし、6才になると一瞬「小学校1年生かな?」と錯覚するほどに受け答えもしっかりできるようになり、言葉のボキャブラリーも増えます。
ピアノレッスンでも普段の生活の中でもできることがどんどん増えていきます。
基本的に年長児さからピアノレッスンをはじめる場合には小学生と同じ教材を使ってレッスンしていきます。
これにも初めからすんなりできるお子さんがほぼ全員。
そしてピアノや音楽に”気”が向いていればこの辺りから男女差がほとんどなくなってきます。
家庭環境やお子様の性格にもよりますが年長さんからピアノレッスンをはじめるとスムーズにレッスンが進んでいくことが多いです。
これは年小・年中さんの時よりかなり心も体も成長しているので気分でやりたい、やりたくない日などその日の気分のムラが少ないこととレッスンでのやり取り、先生の話を聴くことができるようになるからです。
●年長の女の子のピアノレッスンの風景をご覧ください。
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いかがでしたでしょうか?
3つの動画をご覧いただけましたでしょうか?
お子さまによって個人差がありますが、入門年齢が低くても半年~1年後には現在とは違った景色が見えているハズです。
【まとめ】幼児のピアノレッスンが上手くいくためには
お家でママが「うまく子供をのせる」ことも大切なんですよ。
練習をさせる という意識よりも
「お家で楽しくピアノに触れさせる」
「音楽を聴かせる(YouTubeで同じくらいのお子さんが弾いている動画を見せてみる)など
ぜひ体験レッスンにいらっしゃる前にこれらを実行なさってくださいね。