入学前に身に着けたい!ピアノレッスンを通しての「良い習慣」
ピアノレッスンを通して小学校での生活にスムーズに適応できるように、半年かけて準備していきましょう。
年長さんは少しずつ1つ1つのことを自分でクリアできた!
という経験が小学校に入学してからも励みになります。
年中さんとは見違えるようにいろいろなことができるようになってきて、物事の理解力もグーンと高くなります。
年長さんの夏休みが終わったころから少しずつ小学校で勉強をするという準備を整えていくと良いでしょう。
小学校に入学すると幼稚園・保育園とは違って生活が一変します。
一人で学校に行き自分で上履きにはきかえてランドセルから教科書を出して授業の準備をします。
そして突然朝から何時間も学習をするわけですよね?
給食が始まると自分で配膳台に並び時間内に食べて自分で食器を片付ける。
授業との間にトイレに行ったり次の授業の教科書を机に出したり、先生からいただいたプリントをカバンにしまったりなど。
宿題も当たり前に出ます。
国語の音読。算数ならば簡単な足し算引き算。
これは音符を教える時にお話ししていますが「算数の勉強といっしょだよ」
と伝えるとなぜか音符の長さもパッとすぐにおぼえるのです。
小学校に入ると書く量もハンパないですよね?
「これ、やりたくな~い」
「むずかしい・・・」
だからやりません。遊びたい。
学校生活はこれでは済まないですよね?
これをピアノのレッスンと照らし合わせて考えてみましょう!
■がんばって練習して弾けたときは先生にすごく褒められる。
■ママにもパパにも褒められる。
これら2つの経験を繰り返すことによってお子さんは自信がついていき、何ごともコツコツと頑張るとできるようになるんだ、ということを体感します。
これが自己肯定感につながり、ピアノレッスンを通じて何ごとも努力の結果がやがて実を結ぶということを理解していきます。
●練習しなさいと言わないとやらない
練習しなさいと言うのが嫌だからピアノは習わせない?
というお母さんがたまにいらっしゃいますが、このような考え方ではこの先何を習ってもうまくいきません。
これは「宿題しなさいとおしりをたたかないとやらないから学校に行かせない。勉強は●文や学●教室におまかせ」と言ってるのと同じ。
幼児や低学年のお子さんはそもそも自分から進んでピアノの練習や勉強などやらなくて当たり前です。
これを上手に促して習慣化させていくのが大切なのです。
1日の中でそのお子さんの最適な時間を狙ってさりげなくピアノに向かわせる時間を作っていきましょう。
朝の時間帯もおすすめですし、夕食を待っている時間帯でもOK.
最初のうちは人によってはなかなか大変かもしれませんが、これはお子さんが生きていくために大切なしつけです。
「ピアノの練習が嫌ではなく楽しいこと」という認識にしていくには
⇒「やらせる、やりなさい という言い方や考え方を捨ててみましょう」
以下のことを意識してみると良いです。
↓↓↓↓↓
■3回弾いたらちょっと弾けるようになる
■5回弾いたらもっとうまく弾けるようになる
■すぐにできなくても根気よく、ゆっくり、じっくり1つのことに向き合うという癖をつけていくことをピアノの練習にも勉強にも同じ考え方で取り組んでいくと良いのです。
これを小学校入学前の年長の頃から意識して生活していくと、入学してからもとまどうことなく学校生活にもなじんでいくことができるようになります。
■柴田音楽教室の子供のレッスン■
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