ピアノで色々な曲が弾きたいお子さまのために
ピアノでクラシック以外の曲も弾きたい
お子さまの中には 【あの曲が弾きたい!!】
という希望があることがあります。
●今、流行っているあの曲が弾きたい
●映画やドラマで使われている曲や主題歌を弾きたい
など。
その希望をかなえてあげるには
【早いうちに基礎演奏力を上げていく】
ということが大事なんですね。
習いはじめて1年や2年で好きな曲を思う存分弾けるようになりたいというのはむずかしいのです。
そのためには習いはじめから早い段階でピアノの基本的な演奏力をつけてあげたいのです。
ピアノは習いはじめて2年程経過してはじめて「形になる」ので、応用として練習曲以外のジャンルの楽曲が弾けるようになるにはそれなりの年月が必要なのです。
この時期にあまりにのんびりムードでピアノレッスンを行ってしまうと
「いつまでたっても楽譜がスラスラ読めない」
「指をゆっくり動かすのがやっと」になってしまいます。
そのためには小学生のうちからテキパキと楽譜を読んで普段の短い練習曲をどんどん進んでいくことが大切です。
目先のことだけを考えてしまうよりも
「半年、1年後、2年後にどうなりたいか、どうなっているかを想像」してみましょう。
●幼児のうちは知っている曲をどんどん弾いていく
●弾ける曲をふやしていき1曲1曲ピアノが弾けることのうれしさを積み上げていきます。
■小学生になったら特に習いはじめから2年目くらいから「いつかこの曲が弾けるようになる!」と目標を持ってピアノレッスンに臨むと良いでしょう。
■流行りの曲やJ-POPなどでも普段の練習曲よりも曲が長かったりリズムがより複雑だったりします。
アーティストや曲によってはかなり高度な技術が必要な場合も。
高校生でクラシックピアノで言うと「ソナチネレベル」をスラスラ弾けていないと無理な曲も結構あります。
曲によって「初級レベルにアレンジ」された楽譜も発売されていたりしますがアレンジがイマイチだったりする場合もあります。
●ぷりんと楽譜やその他複数のサイトで1曲だけダウンロードして楽譜を購入することもできます。
その際、自分の今の演奏レベルとかけ離れていて「むずかしくて弾けない」ということもありますので普段のレッスンで練習曲の他に「この曲が弾きたい」というのがあれば先生に相談してみてくださいね。
YouTubeで曲をピアノcoverしている方も大勢いらっしゃいますがそういったのを参考にしたり、何よりもアーティストご本人の演奏や歌を聴くのが一番イメージがわきやすいかと思います。
弾いている姿の映像があればよりいっそうイメージが直感で受けやすくていいですね。
弾きたい曲をどのように練習していくと最短でカッコよく両手で弾けるようになるのでしょう?
間違った練習のしかたをして 両手で曲が弾けるようになるまで逆に時間がかかってしまうことも少なくありません。
では、どのように練習していくと良いのでしょうか?
長めの曲の練習方法 「 ポップスもジャズもクラシックもこの方法」
■まずは曲のイントロの部分を「片手ずつ数回⇒両手数回」で弾けるようになるまで練習します。
■イントロが弾けるようになったらAテーマの右手メロディを弾けるようになるまで数回練習します。
メロディが弾けたら左手部分を弾けるようになるまで数回練習します。
●Aテーマが片手ずつ弾けるようになったら両手で合わせてみます。
●中々両手でスムーズに弾けない場合は「1小節ずつまたは2小節ずつ」の練習をとにかく弾けるようになるまで何度も練習してみましょう。
弾けていないうちに次のBテーマの練習に取り掛からないこと(ココ大事です)
●Aテーマが両手で弾けるようになると嬉しくて次のBテーマも同じような手順で練習していきます。
●Bテーマが弾けるようになったら次のCテーマを同様に練習していきます。
繰り返しになりますが、
弾けていないのに次のテーマを練習しないこと。
どんどん「弾けない自分」ができあがっていき自信を無くして結局曲が弾けるようにならないのです。
1つのテーマが弾けるようになったら弾けた自分が嬉しくなりドーパミンが放出されてさらにさらにスムーズにできるようになっていくのです。
この練習方法はどんな楽曲にもとても有効です。
自己判断で自己流で曲の練習を行っている人はいけません。
何となく弾けてるか所々つっかえながら何とか最後までつながっている、または苦手な箇所だけテンポが遅くなったり得意な箇所だけ急に早くなったりをいつまでも繰り返したままなのです。
ぜひ上記の練習方法を身に着けて実践してくださいね。
写真は普段の練習曲を弾きながら自分が弾いてみたい曲、
YOASOBI さんの「アイドル」を絶賛練習中の小4の女の子です。
好きで弾きたい曲は練習にも熱が入り家でもレッスンでも集中力が凄いんですよ。
普段弾いてる練習曲よりも多少レベルが高くても曲が長くても弾けるようになっていくプロセスが嬉しくてレッスンも楽しさ倍増!
先生も実はそういった曲をレッスンしていることがとても楽しいのです。
教えているというよりも一緒に音楽を作っていく、という気持ちになれるからですね。
■あざみ野&たまプラーザの柴田音楽教室
子供のピアノレッスン
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