エレクトーン演奏グレード4級 Hさん一発合格です!
エレクトーングレードのレッスンは実に楽しい!
それは多分私自身が即興A・Bの指導をすることが好きだからかも知れませんね。
Hさんはすでにクラシック課題曲と自由曲3曲は練習済みでしたので、
まずはこの4曲を聴かせてもらうことになりました。
お電話でお話しした後、この日はじめてお会いしたのですが、
お互いTRIXの音楽が好きなことが判明。
自由曲を聴かせていただいて直感で
好きなタイプの曲が似ている方だな と思いましたね。
楽曲は何ひとついうことがありませんでした。
(クラシック曲も自由曲も)
カ ン ペ キ~! だったのです。
後にグレード試験官にも同じことを言われたそうです。
続いて即興演奏A/B と初見演奏です。
「全く何も勉強していないんです!」
なぜか ・・・・・ではなく、!に聞こえたのです。
「そんなことないでしょ」 「いや、全然」
「私、何冊か即興の本と初見の本もっているから。
ん~~まず、●番の問題20秒見て下さい」
「では本番と同じく。ハイ、じゃあ音。あらかじめUSBに何か入っていますか?
入っていなければ曲のタイプに合った音を今、パパッと作っていきましょう」
イントロ→1コーラス→2コーラス→3コーラスで音を変えるにしても、
できるだけシンプルに考えるといいですよ」
「ワルツの曲は変に音で冒険しない方がいいです。
クラシックのウインナーワルツのようにシンプルに仕上げる方が良いです。
ジャズワルツやスゥイング系でしたらオルガン系とかビブラフォンなど音を決めてあらかじめ曲のイメージを固めておいてメモリーボタンにセットしてUSBメモリーに入れておくといいです」
モチーフ(即興B)は1,2,3から選ぶのですが 、
この時予見室で迷うなどもってのほかですね。
パッと直感で【自分が得意とする問題、つまりジャンル】
それをチョイスして即座にA-B-A形式など
ご自分の得意とする形式で頭の中で即座にメロディを作り上げるのです。
苦しみではなくて楽しく音楽が作ることが出来るようになるまで
多くの問題をこなしていくことですよね。
苦しみ じゃなく 楽しみ ですよ。
ジャズの即興だってすぐにできるようになるわけがないんです。
余談になりますが「これを読めばアナタもジャズのアドリブができる!」
なんてタイトルの本もいくつか出回っていますが、
すぐにできる人なんているはずがないんです。
キチンとコードのしくみを学んで
(コードは暗記じゃダメです。
英単語を丸暗記しても文法がわかっていて会話ができなきゃ意味がないのと全く一緒ですから)
これと一緒で頭であれこれ考えるよりも、理論書と首っ引きになるよりも大切なことがあります。
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モチーフにも即興にも言えることなのですが、解答例はあくまでも
”例” なのです。
何となくピンとこない音楽はつまり
「ご自身の感性にマッチしていない」ということですから、
参考までに「なるほど。こういう展開の仕方もあるのね」と
客観的に見る程度ならいいのですが、
あまりそれを真剣に深く追求する必要もないと思います。
それよりもピンとくる解答例を参考程度に、
ご自身の感性のまま弾いてみる方が良いのではないでしょうか。
音楽って人それぞれの感性の問題じゃないですか?
ということでHさんはどの項目も高得点で一発合格しました!
これはHさんがもともとお持ちでいらっしゃった素晴らしい音楽的感性の賜物です!
それをちょっと背中をひと押しして元気づけて差し上げられたからでしょうか。
私もこれは凄くうれしかったですよ。
レッスンというより一緒に音楽を作っていくような感覚でしたから。
そしてHさんはこの後まもなく指導グレード4級にも高得点で続け様に合格いたしました!
指導グレードを受験しようと思って問題集を買ってはみたものの・・・・
「苦手項目があって、どのように勉強したらよいのかがわからない」
「音大受験や授業では触れなかった項目がある」
「コードのしくみがわからない」
「基本のコードは理解できるが、鍵盤上でどのように展開していけばよいのかわからない」
「譜面に書いてあるとおりにしか弾けないので、どうしてよいのかがわからない」
というようなお悩みが多いかと思います。
まず、ソルフェージュ力(歌う力)があってひきうたい(弾き語りにつながる能力)ができるのです。
そして 「初見力」があってこそはじめて「移調奏」ができるわけです。
パッと楽譜を見てどんなタイプの曲かをおおよそ理解しながら弾くのと、音符を一つ一つ読んでいくのとでは全く異なるのはわかりますね。
習う期間はその方によって基本の能力(ソルフェージュ力やコードの理解力)などがどれくらいあるかによって異なりますが 月2回 60分の集中講座で個人個人の弱点を克服しながら 「短期集中」で行っていきます。
半年から1年の間で集中して行い、できるかぎり1回で合格できるように持っていきます。
追試の項目がある場合、どこが良くないのかを分析して合格させます。
筆記編では「和声力」や「コードのしくみ」を知らないとコードネームをつけることも、カウンターメロディの動かし方もわからないと思います。
コードネームと低音、カウンターメロディ
これらをスムーズに理解することによって鍵盤和声につながり、またコーラス編成にもつなげることができるわけですね。
試験に合格できればいい!
ではなくて 歌う力 弾き語り 歌伴奏 すぐに演奏できる能力など多方面につながっていくと思います。
普通の音楽でやっていることとかけ離れているとつまらないですし、試験以外に使えない方法しか身に付かないのでは意味がありません。
ここが 譜面どおりに演奏するだけのレッスンとは異なるわけです。
それと 音楽には ”感覚” ”センス” が必要です。
頭で理解しようとするだけではダメなんですね。
合格できる人と挫折する人との違いは・・・・・・・
挫折する人
*潜在意識のなかで”自分はダメだ。合格できっこないと言い聞かせている。
*遠回りな勉強のしかたやレッスン方法で、何度もムダに受験して諦める人。
*素直に話を聞かない、受け入れることができない人。
*妙にプライドが高く、習うことが恥だと思っている人。
合格できる人
*苦手なところがあるけれど、何とか克服したいと思っている人
*集中力がある。素直に話を受け入れることができる人。
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