ジャズピアノ 何歳から習うといいのですか?
ジャズピアノって何歳から習うといいのですか?
というご質問をよくいただくのですが・・・・・。
何歳から習うといいとか、何歳から習うと上手くなるというよりも まずはご家庭などで頻繁にジャズがかかっている環境を作ることが大切なんじゃないかと思いますよ。
私の教室の場合ですが、クラシックだけの楽曲レッスンよりもある程度自分で練習できるようになったらまずは発表会の連弾などで ジャズの要素が入った曲を一緒に連弾したり、より練習を頑張ることのできる生徒さんには大人のジャズの楽譜をおすすめしてやってもらいますね。
ここの教室に来たら他の教室では習うことのできない色々な楽曲に触れることが出来る、というように。。。
(もっともコレ、アメリカだったら当たり前なのでしょうけれどね)
【通常の基礎レッスンやクラシックをやりつつ、ジャズっぽいノリの楽曲を並行して導入していく】のが当教室のレッスンの行い方ですね。
ずっとクラシックだけをやっていると視野が狭くなっていくのと、将来的にすごく指が動いて譜面が読めたとしても大人になればなるほど その 独特のノリがつかめないんですね。
といいますか、ノリがつかめるようになるまで物凄く時間がかかることがほとんどなのです。
ですからステップ3かブルグミュラーあたりのレベルになったら積極的にジャズの楽曲も導入していきます。
但し、通常のメソッド・練習曲の家庭練習が日常的におろそかだったり亀の歩みでやっと1曲をやっているような感じ、とかですとジャズと並行してレッスンしていくことは難しいですね。
それと本人の向き不向きもありますので、その辺の見極めも必要ですのでシビアに行っています。
クラシックに興味をもたないからポピュラーとかディズニーやジブリをやらせる、という考え方もそもそも嫌いですし間違っていると思います。
子供のうちからいろいろな楽曲に触れることによっていろいろな選択肢が増える、という考えを持った方がいいと思います。
【与えないとずっと知らないまま】ですからね。
まずは与えてみて本人が興味を持つかどうかが大切になって来ます。
私が今まで数多く大人の方へのジャズピアノのレッスンを行ってきて一番感動したのは30代の男性Oさんのレッスンでした。
彼はピアノの経験が全くなく、しかもピアノは習えばすぐに弾けるようになると思っていたのです(男性は結果重視ですのでほとんどの方がそう思っていらっしゃいますね。でも、ものごとを習得するにはそれなりの年月とやはり地道な努力・練習が必要なんですよ)
彼は元々何事にも器用でセンスがいい方なのですが、ある時を境に急に上達してみるみるカッコイイアマチュアジャズピアニストになりました。
そして少なからず幸せのお手伝いもさせていただいたように思います。
Oさんとは今でも毎年年賀状のやりとりをさせていただいています。
Oさんお元気ですか~?
先日、ビルボード東京に 佐藤竹善meetsジャズスタイル/quasimodeクオシモード のライブに行ってきました。
竹善さんとは同世代なのですが、素晴らしいですねこの方の歌唱力。
この日はすべて英語の歌で向こうのカバー曲。
日本語でもこの方はいろいろな人のカバー曲を歌っているのですが、もうそれは本家を超えるほどの世界観を持っておられると思います。
曲のタイトルは【生まれ来る子供達のために】
この曲は元々オフコース 小田和正さんの楽曲なのですが小田さんとはまた違ったいい味出していらっしゃると思います。(私はオリジナルのオフコース時代のレコード音源ももっていますが)
今、原点に戻ってみよう!ということでオフコースや小田さんの昔の楽曲をよく聞いていますが、詞のセンスも楽曲のセンスも都会的で今聴いていても全く古さがない。
コーラスアレンジもストリングスアレンジもホントに素晴らしいです。
佐藤竹善さんは20年以上前からたくさん小田さんのバックコーラスもつとめていらっしゃいます。
ここでこの夏に発売された佐藤竹善さん率いるSLTのライブDVDのご紹介を!
http://www.amazon.co.jp/Amusement-Pocket-25-50-DVD/dp/B00DP4M6U0
私は1996年の武道館ライブのDVDも持っていますが、もう、とにかく凄いです!
こんな歌唱力のあるアーティストは日本でも指折りじゃないでしょうか?
詳しくはこちらをご参考に!