ヤマハ指導グレード4級 Aさん合格しました! 超高得点です!!
お忙しい中、お仕事終わりに月2回のレッスンに通っていただき見事に1回で合格しました!
しかも、超が付くほどの高得点です!
嬉しいじゃありませんかー
ソルフェージュは人によって得意不得意があることでしょう
(他の項目も然りですが・・・)
音が微妙にズレていたり、
音の跳躍でボロボロになったりそれで笑い転げたりといろいろなのですが、
Aさんは最初から歌がすばらしかったのです!
何と言いますか、声はソフトなのですが、
聴いていてコチラがホレボレするといいますか、
暖かい気持ちになる歌い方と声質の方でした。
音程に特にブレがないと思いましたので
レッスンでは最初から試験と同じ15秒予見で歌っていただきました。
●続いて 弾き歌いです。
こちらも 【歌が良くても歌に集中すると伴奏がえっちらおっちらとまではいかなくても、イケてない感じになる】
という方もいらっしゃるかとは思いますが、
Aさんは先にピアノ演奏4級をお持ちでしたので堂々たるものでした。
よくある「歌と伴奏のおとのバランス」を指摘されることが多いので、
その点を注意するようにと。
結果は、いうまでもなく メロディ視唱 ひきうたい 2つとも40点台でした!
5級のお話はここではさておき、4,3級は無難にそつなくこなせば30点台ですが、
感動させる何かがあれば40点台をいただけるのではないかということですね。
仕方なく受けるのではなくこれはプロの試験ですので、
やはり人を感動させる何かが欲しいですよね。
伴奏付けも堂々たるものでした。 こちらも40点台だったそうです。
普段から生徒達の前で曲の伴奏などパッと 弾いていれば
このような感じになれるかと思います。
クラシックの譜面をかっちり譜面どおりに弾くのもクラシックには必要ですが、
やはり応用力といいますか即興力といいますか、
そういったものが備わっていないと子供達を指導するうえでもいつまでたっても
ワンパターンな指導法になってしまうのではないかと思いますね。
当然、子供達も それしか知らない ずっとそのまま
ということになってしまうわけです。
移調奏も特に問題はありませんでした。
●さて、筆記です。
4級を受験しようとすると大抵の方が「和声法がわからない」と悩んでいらっしゃるのですが、和声法の本の記述の仕方が堅苦しいからですよ。
だから身構えてしまうんです。
音楽ってそもそも その人の感性だったり、ある程度は感覚だと思いませんか?
数学みたいに答えは一つとか絶対的じゃないですし。
もちろんキチンと勉強するには理論も必要です。
でも、まず「この音の次にこんなの来る?」
「この流れ綺麗じゃない?」
その感覚ってとても大切なのではないかと思うのですね。
だから解答と首っ引きになって「あー、わかんない。苦しい」と思うとホント苦しいんですね。
その考え方事体が数学的といいますか、音楽的じゃないと。
実は私は問題集に解答というものが別口で売られていることを
最近まで全く知りませんでした。
自分が受けてきた過程でも問題集はこなしましたが、
解答など売っていることなど知りませんでしたから
(逆にいつ頃から解答も売られているのか聞きたいです)
ひたすら自分でどこがよくてどこがだめなのかを何度も分析した?
(かどうかも覚えていない) (笑)
生徒さんが「とりあえず過去問
(あの、何年度~何年度実施という薄~いやつですね。
あの程度の問題の数をやるだけでは合格ラインどころか受ける序の口にも至りません)と解答と要項を買ってみました」 と駆け込んでくる方が多いのですが。
●あと、聴音です。
先日、別の記事にも聴音について書きましたが、聴き方にポイントがあるのです。
Aさんはみごと100点でした! やりました~ 堂々たるものです。
そしてついでにコード進行法も100点でした!!
いや~、100点ってすごいですよ。
Aさんのように元々素晴らしい音楽力と感性をお持ちの方でも、苦手項目やそうでない項目も「ちょっと背中をひと押し」 「客観的に見て差し上げる」
ことでぎりぎり合格ではなくて 堂々たる高得点で今後のお仕事にも自信を持ってそれをつなげて活かしていただければうれしいですね。
何はともあれおめでとうございます!
さあ、この勢いですぐに3級いっちゃいますよ~
■ヤマハ指導グレード4級の聴音の実施動画を
別ページで公開しています。
本番の試験と同じタイムスケジュールで1つの動画を作成しました。
ぜひご自宅での聴音の練習にお役立てください。