発表会無事に終了しました! 出演された生徒のみなさん、お疲れさまでした!
開業15周年 あざみ野教室 開講2年 はじめての発表会が4/29 青葉台フォーラムにて行われました。
当初は3/13に予定されておりましたが、3/11の大震災の影響がありましてやむなく延期させていただくことになりました。
毎日のように余震も多く続く中、ようやく落ち着いて普通の生活ができるようになったこの日に開催することができてたいへん嬉しく思います。
今回は 開講2年目ということもあり 入門から1年未満の生徒さん と
基礎レベルに至っていない生徒さんは見送らせていただきました。
いかに普段のレッスンで頑張っていくか、早い段階で基礎演奏レベルを上げていくか が大切なのです。
ここで、発表会について思うこと、感じることを私なりにお伝えしようと思います。
約半年前から普段のレッスンよりも多少難しめで長めの曲を選曲して準備に入ります。
こうして本人に頑張らせてステップアップさせていきます。
この時、普段のレッスンで行っていることが滞ってしまっては意味がありません。
これはコンクールも同じです。
半年や1年もの間、発表会やコンクールの1,2曲だけにとりかかってやっとというような場合、その間進歩が見られないということですから。
ですから私は普段のレッスンでその一人一人の積極性や曲の進み方を重視しているのですね。
発表会、と騒いでいる割には普段から練習しない、努力しない、進度が遅すぎるなどの場合、レッスンそのものを考え直した方がいいかもしれません。
ある程度背中は押しますが怒って練習させても意味がありませんね。
第一、本人も私自身も楽しくないからです。
ピアノという習いごとは、通って入れさえば弾けるようになるというものではないからです。
この辺がプールなどスポーツとは異なるでしょう。
“脱 ゆとり教育” で注目されているのが ”家庭学習” ”家庭練習” です。
これは ゆとり教育 が間違いだっただけで、単に昔に戻っただけなんですね。
ゆとり教育の前もまっただ中も見てきましたが、当然ピアノ教育にも顕著に表れて我々講師も本当に頭を悩まされてきたのです。
塾に行くだけでは成績は上がりません。
受験といっても本人にやる気がなければ志望校には受かりません。
それらと全く同じだと長い指導歴から感じます。
努力だけではどうにもならないこともありますけれども、やはり子供たちには努力することをこれからも伝えていきたいと思います。
発表会はいかに普段のレッスンや家庭練習が大切かということです。
その結果がみなさんの前で披露する 「発表の会」なのですから。
華やかな舞台の裏には人知れず隠された苦労や努力があるのです。
それは出演する生徒さん本人の努力はもちろんのこと、指導するにあたっての苦労話やご家庭で練習を促す親御さんの苦労。
こういう舞台裏があってこそ表舞台があるのですね。
正に 「光と影」
そして
「常日頃から人前で演奏するということを意識していくことが大切」 になります。
人に見られること、聴いてもらう ということは演奏面ではもちろんのこと、服装・演奏する時の姿勢・おじぎの仕方・その他の立ち振る舞いも大切です。
次回はもっとたくさんの生徒さんが出場できますように・・・・・。
みなさんもがんばってくださいね。
みなさま、ご協力ありがとうございました。